プロフェッショナルコーチとして活動する中で出会った、イスラエル生まれのPoints of You®。ツールでありメソッドでもある、不思議な魅力を持つフォトカードです。
私がなぜ手にし、プラクティショナー(トレーナー)になるまで気に入ってしまったのか…。
それは、ツールの美しさや世界観に惹かれたことはもちろん、「正解」に囚われない「自由」と「ヨハク」があり、それぞれが自由に「夢」を描いて「可能性を開き」、それぞれの個性を活かせる冒険仲間になり得ると感じたから。
Points of You®を通して「つながりの感覚」を得られるところにも魅了される。
Points of You®の詳細が知りたい方は、いろんなところで語られているのでネットで探してそちらを読んでください。このブログでは、私が出会ったPoints of You®という「仲間」の話を超主観的に、ワガママに語ります!
7年前。出会いは嫉妬とスルー、なのに惚れた。
初めて出会ったのは7年ほど前。おそらく、Points of You®が日本に上陸してまだ間もない頃に見つけたのが、Points of You®Japanのホームページだった。
偶然目に入ったカードが壊れかけたような、汚れてしまった人形の写真だったためか、周りで様々なカードを持つ人が増えていたからか…「カードなんて要らない!」と自分で決めつけた。「写真は私だって撮れる!」と浅はかなことも思った。
なんというカッコの悪い嫉妬!
その後、このツールでワークショップを頻繁に開催する知人の知らせを何度も目にした。「あのカードを使ったワークショップって一体何をするんだろ?」と気になりつつも、都合がなかなか合わず月日が経った。
4年前。体験会へ参加
そこでワークショップに参加するのではなく、知人とランチを約束した。
それがPoints of You®の世界に一歩入った瞬間。4年前の春だった。
ちょうどその頃は、向かい合って話す対話コーチングは初対面のお客様にとってハードルが高いような気がしていた。しかしカードを持つことで、可能性が広がるのでは…?ちょっとワクワクした。
「コーチのめぐさんなら、もっと違った使い方ができるかもしれないよ」
その言葉に後押しされ、体験会へ行くことに。そこで、私がPoints of You®プラクティショナーになるまでの影響を与えてくれる人に出会う。そのファシリテーターは「頭の使い方」を楽しく体験させてくれるホラノコウスケさんだ。
ワークショップで恋に落ちる
決して広い会場とは言えないその場所に足を踏み入れた瞬間、
「わぁ、素敵やん!」「面白そう!」
そう心が叫んだ。
Refreshというシリーズのカード(今は販売されていない)が各テーブルに並べられ、色とりどりの丸い付箋やちょっとした小物がが散りばめられ、少し鈍りかけていた自分の創造力や独創力がじわじわと高められていくような場づくり。
ツールとしてだけでなく、Points of You®の世界観を丁寧に、ニュートラルに伝えてくれ、自分の言葉で話すことを、表現することの自由をとても大切に扱ってくれる時間。
ホラノさんの、アートを愛し自由でユニークな発想と発言、行動に惹かれていく。「ツールだけ手に入れたら良いか」の気持ちだった私が、それからPoints of You®の世界に踏み入れ、長いお付き合いになるとは、当時は知る由もなかったけれど…。
そう、7年前から気になっていたツールに再会した私は、見事にあっさりと恋に落ちてしまったのだ。
目で見る音楽のよう。正解はない。
カードは写真なので、音は出ないし、声もない。けれども写真からは、その人物たちが喋っているような、水の音や風の音が聞こえてくるような感覚に包まれる。
それはなぜなのか。
体験会の始まりに、日常から離れて一息入れるために音楽を聴きながらひと呼吸をおく「ポージング」の時間があったから?
じっくりと観察する時間と、ファシリテーターの言葉、声のトーンが自分に合っていたから?
選んだカード、裏引きで引いたカードから勝手に音が溢れてくるような、素晴らしい時間だった。
私は音楽に携わる仕事もしている。だから同じ楽譜を見ながら教え、教えられたり、共に演奏をして音を重ねることも多い。その経験がフラッシュバックし、写真なのに、音楽のように、動画のように感じる自分がいた。
チラ見せの魅惑、美しくてパワフル
Points of You®の写真は、全体像が写されていない。
だからこそ、その写真の枠の外をイメージしたい気持ちに駆られる。
なんてずるいんだ…。
そんな嫉妬さえも感じる、素敵な写真。
手元には、65枚の写真カードの「コーチングゲーム」と、写真と言葉、質問がそれぞれ33枚ある「パンクタム」という名のツールがある。今は99枚のさまざまな年齢や国の人の顔写真「Faces」、2020年新たにでた65枚の「Flow」も手に入れた。
「自分で撮れる!」なんて思った自分、なんてちっぽけで恥ずかしいんだ…。どの写真も「お?これは何?」と興味惹かれる、美しくパワフルなものだ。チラ見せなのに、こんなにも魅力的だなんて、本当に憎いカードだ。
カードに意味はないけれど…
Points of You®には、タロットカードのように、カードそのものに意味はない。1枚の写真を自由に眺められる。同じカードでも、相手にはそう見えるんだ!という新鮮な感覚。隠していたつもりの自分の気持ちや考え、アイディアがポコポコ出てくるという、ワクワクする体験。
自分や周りの人の「人の在り方」がどうあるかのか、決めつけではなく表現のヨハクを大事にしたい私には、カードそのものが意味を持たず正解がないことは、表現の自由を与えられたようで嬉しかった。
ここは音楽と同じ。どう弾きたいのか、どんな流れをつくり出したいのか、誰かの「正解」を求めるのではなく、自分の中の答えを見つけ出す自由さがあった。
この自由さが「可能性を開く」ことにつながる!と胸を張って言いたくなるところだ。
私も、あなたも、可能性を秘めている
Points of You®は、誤った方法・正しい方法といった表現で、人が物語るプロセスを判断しないし、全ての考えが可能性を秘めていることを大切にしてくれる。もちろん、私が扱う時も「プロセスを信じること」を大切にしている。
お互いの視点を大事にすると同時に、自分の立ち位置を変えてみるという探索、冒険をする仲間が増えるというおまけもついてくる世界だ。
私もあなたも、誰もが可能性を秘めている存在であり、それを自由に表現したらいい。自分をもっと丁寧に、大切に扱っていい。言葉がなくても繋がっている。そんな大切な感覚を思い出させてくれる。
声を出さない冒険仲間
もともと、写真を撮るのも見るのも好きだった。だからフォトカードなんて、自分で撮れるから必要ないや…って考えていたし、カードがなくてもコミュニケーションワークショップは成立してるし、対話を通したコーチングセッションができるのだから私には不要!と、思い込みも甚だしく、本質を知ろうともせずにスルーしていた私。
そんな私がPoints of You®に恋に落ちた。
いや、恋じゃない。
あなたの良さも知っている。そして私の良さもあるの。それを合わせてみない?共に歩んでみたい!と声をかけた冒険仲間なのかもしれない。
Points of You®の写真は、国や場所、時間もいろいろ、人の年代も国籍もいろいろ。絶対に自分だけでは撮り切れないから。
コーチングにも、とても役立つ
カードがあるからこそ自己紹介ができるお母さん。
初めは静かに、気がつけば熱く自分の想いを話している人。
自分の内面の「光と影」を自然と見つめらるようになる人。
なんだかワクワクしてしまう人。
最終的に笑顔になる人が、何と多いこと!
さらに私が惹きつけられてやまないのは、Points of You®の5つの価値のうちの「Dream(夢)」を描くこと、そのエネルギーが広がること、そして、Points of You®3つの目的の「Sense of Belonging(つながりの感覚)」なのだと思う。
人がどんな環境にあっても、「できる!」と感じ、エネルギーを情熱に変え、その輪が広がれば笑顔も増えることを知ってほしい。そして、その人との繋がりの感覚を持てることこそが、私がPoints of You®に魅了されている大きな理由だ。
夢を語っちゃえ!
今回このブログを書きつつ、5年後には、子育て修了のご褒美として一眼レフを購入したくなった。そして写真付きエッセィや、あと一歩!という勇気を手にするための「写真付き詩集」なんてものも制作してみたくなったことをここだけに打ち明けてみる。
そんなささやかな夢をも語らせるのも、私の新たな冒険仲間、Points of You®のフォトカードの力なんだろう。
というわけで、ここまで主観的な想いをつらつら書いてきましたが、お伝えしたいのは「一緒に恋してくれる方と、出会いたい」ということ。
あなたも、Points of You®の冒険の旅に出ませんか?
未来デザインコーチング チェーロリッコ
先生・講師のための、信頼を育むリーダーシップ
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