一歩を踏み出した人の共通点
人が動き出すとき、
何か特別なきっかけがあったのだと思っていました。
準備が整って、
自信がついて、
もう迷いがなくなってから。
けれど、実際に出会ってきた人たちは、
少し違っていました。
少し迷いながらも、
「話してみよう」と言葉にした人。
まだ整理できていないまま、
自分のことを打ち明けた人。
その人たちは、
きれいに言葉にできていたわけではありません。
むしろ、うまく言えないまま、
そこにいた人たちでした。どの人も、
「準備が整っていた人」ではありませんでした。
何かを選んだというより、
「選ばされる側」から
「選ぶ側」に立ち位置を変えた、
その瞬間だったのだと思います。
私はこれまで、
動く直前の、まだ揺れている時間に
立ち会ってきたからこそ、思うのです。
動けた人は、迷いがなかったのではなく、
迷いがあるまま、選ぶ側に立った人でした。
きっとそれは、特別な人の話ではありません。
今、迷っているあなたの中にも、
すでにある感覚なのだと思います。
その一歩は、
誰かに見せるものじゃなくていい。
ほんの小さな選択でいい。
そしてそれは、
もう、あなたの中にあるのかもしれません。あなたの中には、
どんな一歩が、もう生まれているのでしょうか。