教室運営の先生も1人の「親」なのだから
今年の共通テストが始まりましたね。
ここから、本命の志望校などに向けてGO!!と勢いづく人もいれば
その後の志望校や作戦が変わってくる人もいるでしょう。
我が家では、20歳の節目での成人を祝った娘がおりますが
(そう、2人なのに4回!お気づきと思いますが、どちらも浪人生を経験してます)
教室運営する「先生」は、我が子以外の子どもたちに懸命に手や心をかける分、
「我が子にしてあげられることが減っているのではないだろうか」と
実はふと小さな不安を抱えたままになっている方が少なくありません。
特に、進路を決める過程で
1人の親ですもの、悩むことがあって当然。
未就学児や小学生とは違った子育ての悩みが湧いてくることもある子育ての後半。
20年以上教室運営での教師、学校の音楽講師、働く女性のライフデザインコーチとして
様々な子育てのあり方に触れてきたこと、
成人した2人の母親としての体験も含めて
子育て後半&最終章に向かっての悩みについて、
考えるときにチャレンジしてみてほしいこと3つについてお話しさせてください。
誰の悩みなのか
1つ目。
「子どもとの関係性」「子どもの将来」など
様々な悩みがありますが、一体「本当は誰のための悩みか」を考えてほしいのです。
よ〜くね、よくよく考えてみたら、
意外と、いえ、実際は親の私たち都合で考えていることも多いのです。
「子どものために」「子どもが将来困るから」「母親として当然のこと」
そんな枕ことばが正当化してくれます。
とても優しく。
私たち母親にとって。
でも悩んでいるのですよね。
わかります。
私も母親をしていて、今でも葛藤の連続もありますから。
ただ、少し上から俯瞰してみてみてください。
それぞれの悩みにこれだ!という絶対的な答えはありません。
ではどう考えるのか?
生まれた時を思い出してほしい
2つ目。
我が子と初めて出会った時、
少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
私たち親が我が子にできることは、時間もお金も限りがあります。
こどもたちが天寿を全うする頃には、私たちはいません。
そう、当たり前のことですが、今一度お伝えしてみました。
私は自分自身が、いわゆる「厳しい家庭」で育ったゆえに
自由に行動することも、自由な考え、意見を言うことができませんでした。
それは、時代や環境のせいで両親の視野が狭まってしまっていたことを理解しているので、
もう怒りなどはありませんが、私は強制することをしないと決めていました。
私自身の話になりますが、こども達に身につけてほしくて大切にしてきたことは、
「本当は自分がどうしたいか」を考えること、伝えること
「選択するのは最後は自分だ」ということ
「誰かに助けて(手伝って)と言えるようになること」を
生きる力として持っていてほしいと考えて関わってきました。
あきらめずに関わり、対話を持つ
3つ目。
私自身が、こどもたちの大学受験に関しては、
「あ〜〜受験が2度目っていうのに、どうするん??」
「我が家にはそこまでの資金はないんやで・・・」と
振り返ってみても恥ずかしながら、親の私にベクトルが向いた心配も多かったなぁと思います。
ですが、資金のことであれば、親としてできること、できないことの範囲を親子で話し合ったりしました。
中高生で会った時には、ゲームのことや普段の素行でカッときて大きな声で言ったときは
時間や日をおいて、謝ってから子ども達の想いを聴いたり。
話す、話し合う、謝る、聴く。
結果、私が身につけてほしい生きる力はさらに形を広げて豊かに育っています。
自分でできることはする。
何か失敗があったとしても「今はそういう時期だった」「学ぶ時期だった」と切り替えられる。
まだ発展途上の部分もありますが、独り立ちする一歩二歩を進んでいるのを感じます。
「先生」も1人の母親。ひとりで抱え込まずにいて
未来デザインコーチング チェーロリッコ
先生・講師のための、信頼を育むリーダーシップ
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