今では、SNSや書籍、雑誌で珍しくはない「私らしく働く」というフレーズ。
素敵なフレーズだけれど
「私にとっての『私らしく』って何?」と我にかえることがある、
という話を聴くことが少なくありません。
「日々、教室運営に携わる街の先生として、
生徒たちに自分の専門性を活かして指導している私は、
『私らしく働いている』てこと?」
生徒たちが「できた!」を少しでも体験して、学びを楽しんでくれたり、
さらには学びを活かして学校でも活躍できたりすることが、
教室運営する先生である自分には大事なこと。
でも、それが「私らしく働いている」ことであるとか、
「私の価値観」に沿ったものなのかと問われたら、正解のようで正解じゃない気がする。
そんな思いがもし湧いてきたら、「私らしく働く」に揺れたなら
あなたの内側を探検するチャンスです。
「私らしい」というのは、自分にとってどういう意味?
あまりによく使われている言葉のことは、ふとわからなくなることってありますよね。
あなた自身の「私らしい」ついて一緒に考えてみましょう。
では、そもそも「私らしい」というのは、自分にとってどういう意味ですか?
辞書を引いてみると。
◎「らしさ」 そのものが飾らずして備えている独自性。
◎「らしい」 …と言われるだけの諸条件を十分に備えている様子だ。
(新明解 国語辞典より)
「私らしさ」「私らしい」をそのまま当てはめてみると、
「『私』そのものが飾らずして備えている独自性」
「『私』と言われるだけの諸条件を十分に備えている様子」
辞書の言葉から、私が受け取ったことは、
私という唯一無二の存在である人物が、自分の個性を偽らず取り繕わず、
自分のありのままの姿であることを表現している様子、
「私らしい」様子というのは、
自分が好きなこと、嫌いなことなどから湧き起こる「価値観」を大切にして、
それを自然体で行動したり伝えたりできること、と私は考えています。
皆さんはどう考えますか?
「私らしい」って存在する?
そして、そもそも「私らしい」「自分らしい」なんてものは、
ひとことで表現できないものだろうし、敢えて言えば、存在するのかもわからないもの
とさえ思うんです。
そう聞くと、あなたはどう感じ、どう考えますか?
人はいろんな面をもっているし、
自分で「これが私らしい!」と思うものと、
他者から見て「あなたらしい!」ともらう視点は異なったりするものです。
それに正しいも間違いもない。
自分は自分のことを〇〇だと実際に感じていたり、理想や憧れも入っていたりする。
他者に映る自分はまた違ったものを感じたり、その人の思い込みの視点で見ているかもしれない。
ただ、その瞬間に「これが私らしい」「それがあなたらしい」と感じた事実があるだけ。
どんな自分になりたいか
だからね、何が「私らしい」のか、本当なのか、と問い続けるより、
「なりたい自分」「どんな自分になりたいか」を考えたらいいんじゃないかなぁ
「私らしく働いている?」なんて心の声が聞こえてきたら、
「どんな先生でありたい?」
「今、ありたい姿の先生として働いている?」
未来デザインコーチング チェーロリッコ
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