人を育てる立場にあると、つい「相手にとっての正しい道」を示したくなる瞬間があります。
先生や上司、親として、またはリーダーとして。
それは愛情や責任感からくる自然な願いです。
けれども、私はこんな問いを自分に投げかけることがあります。
「自分にとっての“正しい”は、本当に相手にとっての“正しい”なのだろうか?」
正しさを伝えるより「対話」を
部下やスタッフが挑戦しようとした時、私たちはどう声をかけているでしょうか。
・「こうした方が効率的だよ」
・「そのやり方じゃ失敗するよ」
・「経験者の私が言うから間違いない」
アドバイスを並べるのは簡単です。
しかし、本人の思いが見えないままでは、行動や成長にはつながりにくいもの。
料理を例にしてみます。
「この包丁を使った方がいい」「このスパイスを組み合わせてみて」と伝えるよりも、
・「どんな料理を作りたい?」
・「誰に食べてもらいたい?」
と聞き、一度相手にその料理を作った先の未来のイメージを描かせてから助言する方が力になります。
「失敗」とは何か
リーダーにとって「正しい道を外れること=失敗」と見える場面があるかもしれません。
ですが、失敗を避けるよりも大切なのは・・・
・失敗しても立ち上がる力を育むこと
・落ち込んだ時に寄り添い続けること
それこそが信頼を育むリーダーシップだと思うのです。
大切にしてきた3つのこと
私自身、コーチとして・講師として・母として、完璧からは程遠い存在です。
それでも、関わる人に対して大切にしてきたことがあります。
・「困った」ときに安心して話せる環境をつくること
・仲間同士が信頼し合える関係を育むこと
・自分の誤りがあれば認め、謝れること
これは立場を問わず、誰かと関わる全ての人に通じる姿勢ではないでしょうか。
コーチングが支えるもの
「正しい答えを与える」よりも「共に考える力を育む」こと。
それが人を動かし、組織やチームを前進させる土台になります。
私が提供するコーチングは、まさにその「対話を通じた共創」をサポートするものです。
🌱 今の関わり方を見直したい方へ。
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未来デザインコーチング チェーロリッコ
先生・講師のための、信頼を育むリーダーシップ
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電話番号:0745-43-6158
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